日々の行い

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LUCKY TAPES

LUCKY TAPES

20160401

梅田Shangri-la

 

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THE SHOW  のツアーファイナル

そして、

moon  のリリースパーティー

と題された、2部構成のライブでした。

 

 

 

2部構成ってなんぞ???って思ってたけど、2つの違いが明確で1つで2度美味しい公演でした。

 

 

1部はTHE SHOWからの曲を。

アルバムは買っていたので、この曲のこのフレーズ好き!とか思いながらゆったり聴けました。

ちょうどFriday nightの公演だったのもなかなか味がありますよね。

 

2部は新しいアルバムから新曲を。

贅沢な罠、って曲がすごく好きでした。

ラッキーはポップなバンドだと思うんですけど、私は根がロック好きなのか、こういう曲に惹かれます。

あとは、レイディブルースを聞いて、ボーカルの海さんは女性目線のドロっとしたバラードがすごく似合うんだろうなと思いました。わざとらしいくらいの女性口調の言葉を使ってほしい。

 

 

この規模で、バンドメンバー4人に、サポートメンバー5人連れてライブするバンドを初めて見ました。

はじめは、大きい会場でもないし、ステージいっぱいいっぱいでどうなん?とか思ってたんですが、ライブが進むにつれて、彼らの楽曲の良さが存分に発揮されるにはこの構成がベストだと思わされました。

普通だと金管楽器は音流すだけになると思うんですけど、生で入るだけで迫力が変わる。

女性のコーラスも印象的な曲が多いので、生身の人間が入るとライブ感が高まります。
 
 

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Shangri-laの内装はちょっとレトロな劇場、って感じがしてました。

THE SHOWというタイトルがぴったり似合うなあという印象です。

 

彼らは自分たちのライブについて、

僕らが目指しているのは、「ショー」って感じがするんですよね。「ライブ」っていうと現実的で生々しいけど、「ショー」は非現実的なイメージがするじゃないですか。

エロスの粒が美しく弾ける。LUCKY TAPESが描く甘い世界 - インタビュー : CINRA.NET

こんな風に言及していたのですが実際に見て、これはライブというよりもショーだなあと思わされました。

ライブって、もっと感情が前面に出てきて、オーディエンスとぶつかり合ってその化学反応を楽しむみたいな部分が大きいかなあと思うんですけど、彼らのライブは魅せられているっていう感覚が大きかったです。

もちろん、1オーディエンスとして音楽を純粋に楽しむということは十分にできるんですけれども、それよりも一つの作品を見ている気分になりました。

 

sukekiyoみたいな重々しい感じではないんですけど、一つの映画を見ている気分になるのはどこか似ている部分があるのかなと思いました。

 

 

下手の端っこにいたんですけど、音のバランスも良くて嫌な耳鳴り感とかもなく、心地よく2時間過ごせました。

楽器隊もセンスいいし、ボーカルも聞いててふわーっとするような声質で、好きな人はどハマりするバンドだなと思いました。

ドラムのつばたんこと濱田翼さんがこの日で最後だということだったんですが、特にお葬式ムードになることもなく、新しいステップを歩む、みたいな明るい感じでした。

 今まで脱退ライブとかにいい思い出がなかったので、気持ちよくおわれるっていいなと思いました。

 

次に見るときはまた違った姿を見せてくれるのかなあと、寂しいながらも楽しみにしています。

アルバムも楽しみです。

 

LUCKY TAPES、いつブレイクしてもおかしくないなあと思うので、これからも注目したいです。

 

 

帰りにグランフロントの前に咲いてた桜がすごく綺麗でした。

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